こんにちは。まよ(@josysnohito)です。物心ついた頃から通年性のアレルギー性鼻炎に悩まされてきました。
普通に生活していても鼻の穴は常にどちらか詰まっているし、花粉症や大掃除の直後なんて両穴詰まって夜もろくに寝れない。
そんな私がレーザー手術を受けてきたら、超快適過ぎて人生変わりました(*´ω`*)
誇張じゃなくて通年性アレルギーって本当に大変だからね。だって今までの人生は…。
・鼻詰まりのせいで、自分の声に自信が持てなくてシャイになったり…
・鼻詰まりのせいで、長時間の集中力が続かなかったり…
・鼻詰まりのせいで、いびきが不安で人と旅行行くの怖かったり…
・鼻詰まりのせいで、口呼吸がちでよく喉がガラガラになったり…
だったのだから。
ということでこの記事ではレーザー治療を受けてきた実体験と、術後経過や費用など諸々の情報をご紹介します!
術前のアレルギー性鼻炎の症状

私の症状は、基本、一年中どちらかの鼻が詰まっています。花粉症やダニアレルギーの時期は両方の鼻が使い物にならなくなって常に口呼吸。猫や犬を家で飼っている家にはまず訪問できない。
職場の一斉席替えみたいなちょっとしたホコリの舞うイベントでも両方の鼻が使い物にならなくなる。そして透明な鼻水がとめどなく流れてマジで困る。そんな生活を送っていました。
小学校中学校時代は授業中に鼻を噛むのが恥ずかしくて袖の裏側で鼻水拭いてた(のでいつも制服の裏がカピカピだった)し、大人になった今でもポケットティッシュとアレグラは手放せません。
なぜ手術をしようと思ったのか
たまたま別件で耳鼻科に通ったときに、レーザー手術の広告が目に入ったので、診察ついでに聞いてみたのがきっかけでした。
鼻炎改善のためにレーザー手術の手段があるってことは知ってたけど、物心ついた頃からこの症状を抱えていた自分にとって、手術するほどではないと思ってたんだよね。
でも先生の話を聞いてみるとそんなに大掛かりな手術ではなく日帰りでしかも数十分程度で終わるとのこと。しかも料金は1万未満。
この日までは鼻炎程度で手術するなんて…と思っていたものの、ものは試しで手術してもらうことにしました。
これよくある誤解だと思うけど、鼻炎のレーザー手術って実は大した手術じゃない。大きな病院じゃなくてもその辺の耳鼻咽喉科でサクッとやってくれます。
実際「住んでる自治体 レーザー治療 鼻炎」とかでググると近場の耳鼻咽喉科が結構引っかかるんじゃないかなーと。
今思えば、虫歯の治療を行う感覚でもっと早く受けておけば良かったなと思いました。
手術当日の流れ
外来患者と普通に受付
手術当日…、とは思えないくらい普通に受付されました。
普通に待合室で待機して、名前を呼ばれていつもの診療室に案内されます。私の前にもあとにも普通の診察患者が待機しています。
そっか、その程度の手術なんだ…。とここで気づきました。
麻酔
まずは麻酔です。鼻の中に麻酔液を染み込ませたガーゼを突っ込まれます。正直ここが一番辛い。
麻酔液は薄めたワサビのような匂い。それが染み渡ったガーゼをを鼻の奥にピンセットでグイグイ突っ込まれる。最終的に片穴6枚ずつ計12枚入れられたのだけど、5枚目6枚目は涙目でした。
入れ終わった後は再び待合室で15分ほど待つことに。その間も何組かの患者さんが診療室に案内されていました。
いよいよレーザー照射

15分後に再び診療室に呼ばれて入ると、見慣れた診療室に1メートルくらいある大きな機械が設置されています。
早速手術を始めるとのことで、まず麻酔ガーゼを抜かれます。
抜き漏れのないよう看護師さんが抜くたびに枚数を数えていたのが印象的だった。ガーゼは抜かれる時結構辛くって私はずーっと目を閉じながら無言の涙を流していました。。
で、いよいよレーザー照射。
目を瞑って歯を食いしばって訪れず痛みに備えていたが…、何か当たっている感覚すら感じないうちに「既にレーザー当たっているけど痛くないですか?」と聞かれる。
どうやら麻酔がきちんと効いていると痛みは感じないみたい。一部麻酔の効きが甘かった鼻の手前だけ少し痛みを感じたけど、全然耐えられる痛さでした。
ただ、手術が進むつれて焦げ臭さが鼻の奥から口の中に充満します。この匂いがちょっと気持ち悪かった。
手術時間は片穴5分弱、両穴で10分もかからないくらい。
術後に鼻の穴の中を内視鏡で見せてくれますが、照射後の私の鼻はネットで調べた通り焼け爛れていました。
抗生物質を処方されて終了、入院せず帰宅
あとはいつも通り会計を済ませて手術は終了です。
1週間後に焼け爛れた部分がかさぶたになるのでそれを剥がしてしばらく経過を見て治療完了とのこと。
お会計は保険適用で9000円ほどです。抗生物質だけ処方されてこの日は帰宅しました。
術後の注意点として、
・数日は鼻水が逆に悪化するけど我慢する。
・1,2日間は鼻血も出るけど気にしなくてよい。
・鼻血が止まるまでは強く鼻水を噛むのはNG。
・今日はお風呂を控えること。
・1週間はお酒と運動は控えること。
・患部がかさぶたになる1週間後にまた来て欲しい。
・数日は夜寝苦しくなるけど、頑張って〜。
と言われました。
術後の経過

術後当日
術後当日の症状としては、
・麻酔の違和感は1時間ほどで無くなる。
・鼻に痛みは感じないが、重度の鼻詰まりがやってくる。
・術後3時間くらいは鼻血がめっちゃでる!たぶん外出は無理。
といった感じです。大人しく過ごしてました。
術後1日後
術後翌日の症状としては、
・鼻詰まりは継続。ほぼ口呼吸しかできない。
・鼻血は止まるが透明でサラサラな鼻水がとまらない。
・でも、強く噛むと1回だけ鼻血が出た。要注意。
・この日の夜もそれなりに寝苦しい。
といった感じです。
この日の症状は「花粉症のピークの日と同じくらい(といえば鼻炎持ちには伝わるはず)」かな…。ただ花粉症と違うのは強く鼻を噛むことができないので、ひたすら流れてくる鼻水を拭き続けることしかできない。
止めどなく透明な鼻水が出てきて口呼吸しかできない。夜も口呼吸で寝ることになるので時折喉が乾いて目が覚めるのでポカリを飲む。そんな感じでした。
寝不足と鼻詰まりのストレスで具合も機嫌も悪くなるので、できれば術後翌日までは仕事や学校を休みにできると良いかも。
術後2~3日後
2,3日経った頃の症状としては、
・鼻詰まりは継続。徐々に片方の鼻から呼吸できるようになる。
・透明でサラサラな鼻水が徐々に収まり、代わりにどろっとした鼻水が出てくる。
・寝苦しさが徐々に楽になっていく。
といった感じです。花粉症の治りかけの頃の症状に近い感じで、鼻水が徐々にドロッとしてくる。
このあたりからやっと夜まともに寝れるようになりました。
術後4〜6日後
このあたりの症状は、
・鼻水がほぼ止まる。
・鼻詰まりは継続。鼻水ではなくて鼻くそが詰まった感覚。
・鼻を噛むだけで時々でかい鼻くそが取れる。大きさ1センチくらい。
・連日の鼻詰まりで喉がガラガラ。
といった感じです。この頃には喉がガラガラになってしまうのが結構きつかった。。
あと、鼻くそがやたら取れるようになります。1度とっても1時間後にまた鼻くそが取れたりする。
術後1週間後(かさぶたを取りに病院へ)
1週間経過したので再度病院に行きます。
ピンセットを鼻の奥に入れられてかさぶたを取ります。かさぶたと言っても見た目は血のついたでかい鼻くそです。病院で取ると大きさもすごい。親指サイズくらいの鼻くそが取れたよ。
薄々わかっていたけど、昨日まで取れたあの大きな鼻くそもかさぶたのかけらだったんだな。。
で、かさぶたを取るとかつてないほど鼻の通りが良くなります。まさか両穴から呼吸できる日が来るなんて…!
かさぶたを剥がした痕が呼吸のたびにヒリヒリしますが、鼻呼吸がこんなに快適にできるのは初めてだったので感動しました(*´ω`*)
術後2週間後(完治!)
このあたりの症状としては、
・鼻くその量が徐々に少なくなってくる。
・鼻の通りが完璧によくなる。ヒリヒリも消える。
・常に両方のはなから呼吸ができる。ありえないほど快適!
といった感じです!
自分の場合は2週間後にも経過を見るため2回目の通院をしましたが、ほぼかさぶたもなくなり腫れも収まっているためこれで治療完了ということになりました。通院費は保険適用で1回500円ほど。手術代9千円と合わせて掛かったお金は約1万円程度です。
まとめ:通年性アレルギー性鼻炎持ちは1度やるべし

普段は鼻の通りが良くて花粉症の時期だけ酷くなる、って人ならアレルギーの薬を飲んでりゃいいんですが、私みたいに1年中鼻が詰まっている人は一度受けるべき手術だなと思いました。
常時鼻が詰まっていないってほんと快適なので!
アレルギー反応にどのくらい耐性がついたのかは記事を書いている1月時点ではまだまだ未知なので、花粉症のシーズンになったらまた追記しますね。
ではでは!